こんにちは。今日もブログを見てくださりありがとうございます。
私は総合病院で約10年間、眼科専門医として働いています。
朝は7時40分、夕方は18時に帰宅とわりと多忙な私の知育や、遠く感じる女医の世界のことをブログに書いています。
Instagramでは主に、知育系のことをあげることが多いです。
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今日は女医との結婚について書きたいと思います。
私自身も外科医と結婚してます。総合病院なので、いろんな先生とお話する機会があります。
そんなときに普段の家庭の話になることも多く、今日はそんな女医との結婚の話をまとめてみました。
✔女医と結婚するとメリットデメリットはどんなものがあるの?
✔女医さんだと離婚率が高くなるって本当??
✔女医さんと結婚が向いているのはこんな人
女医との結婚を後悔している人
私が総合病院に務めているのもありますが、女医さんの結婚する相手はほとんどが男性医師(歯科医師も含む)です。
その比率はまさに90%…私の周りでは男性医師以外と結婚するというのは、ほぼいません。
世間で割と言われているのは女医との結婚はやめとけという声です。
実際女医と結婚して後悔している医師も残念ながらいます。そのやめとけと言われる声を集めました。
あえての診療科も載せたいと思います。 後悔しているけど離婚まではしていない人ももちろんいます。女医と結婚して後悔しても必ず離婚するわけではありません。
女医(外科医)と学生結婚した。
女医と結婚すると多忙ですれ違いが多くなるため、結局離婚した。
女医(眼科医)と医師3年目で結婚。
お互いに譲らないところがあるため、喧嘩が絶えなくなってきた。
そんなときに話を聞いてくれる看護師さんがいたため、再婚した
学生時代から付き合っていた女医さん(耳鼻科)と結婚したけど、
緊急手術も多く、家を空ける時間が長くなることが増えて…
2人きりのときはよいけど、子供が生まれたりすると、家にだれもいない時間が増えるのは今後
不安。
後悔している医師の中にはわりと外科系男性医師が多いのかなという印象でした。
全員に聞いたわけではないので、全員の医師に聞いたら変わってくるのかもしれません。でも私の周りでは外科系の医師が女医さんと結婚していることに不満があるようでした。
私の主人は外科医なので、もしかしたら不満も多いかもしれませんが、今のところ喧嘩はそれほど多くなく、話し合いでなんとかなっている状態です。
女医と結婚して満足している人たち
後悔している人を載せましたが、満足している人もいるので載せたいと思います。
女医(内科医)と結婚してよかった。いずれ開業しようと思っているけど、
ダブルインカムなので開業するハードルが下がった!
女医さんがゆるゆる働きたいタイプなので、適宜家庭にいてくれるから、不満はない。
もともとバリバリ働きたくなくて結婚するなら共働きがよかった。
女医さんであれば、収入も安定しているから、自分も適宜休めて本当によかった。
同じ外科系の女医さんと結婚しました。僕がたまたま一時的な病気になってしまったけど、奥さんが同じ職業で理解もあって、ゆっくり休ませてもらって、家庭の収入がなくて食べるものに困るということはなかった。
満足している人の声としては、不満がある医師とは逆で内科系の医師が多いように感じました。
もちろんこちらも全員に聞いている訳ではありませんが…。
女医の離婚率は高いのか
女医さんと結婚すると、離婚率が高くなるという話を聞いたことがないですか?
私が学生時代にはこんな法則がありました。
それは、「1/3の法則」です。
1/3の女医は結婚する。さらに1/3の女医は結婚するけど離婚する。さらに1/3の女医は結婚すらしないという、医学部では割と有名な法則です。
つまり半数以上が未婚もしくは離婚で、シングルということです。
また、こんな調査もありました。
『北海道医療大学看護福祉学部紀要』(2013年)の調査によると、20~59歳を対象に調査した未婚率が女性全体では32.0%であるのに対して、女性医師では47.9%と高いことが判明しています。男性医師の未婚率は14.6%…。男性であるってだけで、結婚には困らないということになります。
この調査は表にすると…
この調査は離婚した女性医師の数が含まれていないので、学生時代のころに言われていた1/3の法則とほぼ内容が一致することがわかります。
でも、これ私が働いている病院では大幅に異なるんです!!
総合病院の女医さんの数を大体20人ほどです。
私の周りには、結婚している人は11人です。その中で離婚をしたのは3人。未婚は6人(今後結婚予定の人を含む)でした。この結果をグラフにすると…
もちろん病院の雰囲気やタイミングなどあると思いますが、私の周りには結婚する女医さんは多いです。相手はほとんどが男性医師。診療科も外科系から内科系、バラバラです。世間一般的に言われる離婚率がすごく高いということはないです。
つまり、これは病院や医局(医師が所属している会社のようなもの)の雰囲気に左右されるところが大きいと言っていいと思います。
私の医局は女医さんにも優しく、結婚後出産後も働きやすくなっているのです。
結婚しても離婚する原因の多くには、次にあげるものが多いです。
女医と結婚するデメリット
女医と結婚している人からの意見をまとめると次のようになりました。
✔ 家庭にいる時間が短い
定時でいつも帰宅できればそれが一番よいですが、緊急の手術が入ったり、病棟から連絡がきたり、どうしても仕事の時間が長くなり、家庭にいる時間が短くなりがちです。
✔ 気が強い女性が多い
性格が悪いのとは別の意味です。事務職とかの方とかと比べるとどうしても気が強い女性の割合は増えると思います。 これは仕方ないかなと思います。 どうしても人の上に立って指示したりすることが多い立場なので、気が弱くては務まらない一面があります。
✔ 子育てをするときは、揉めがち
今では男性の育休など男性も育児にかかわる機会も増えてはきていますが、でもやっぱり女性のほうが子育てする機会は多いのが現状です。でも女医さんは忙しいので、男性には活躍してもわなくては回りません。でも相手は男性医師が多いので同じ医師として職場に穴をあけるのは不可能なのです。・・ここで揉めるのはよく聞く話です。
女医と結婚するメリット
あっ・・・・気が付いたらデメリットだらけになってしまった。
メリットを上げますね。
✔経済的に安定する
今は老後の問題など経済的に悩む機会はとても多いです。老後2000万問題など‥。でも女医さんと結婚すると、収入が増えるので、経済的な心配は少なくなります。
✔時短など女医さん側が働き方を考えると、家庭も仕事も充実する可能性も
時短がOKで、給料もよい職場も探せばあるかもしれません。ちなみに私の医局は働きやすいです。でもすごく高収入かといわれると…???
詳しくはこちらの記事に載せました。
自分の息子を女医と結婚させたいか
私には息子がいます。2024年4月時点で小学校1年生です。そんな長男に女医さんと結婚させたいかといいますと…自分も女医ですし、今まで書いてきたことからもわかる通り
もちろん答えは
NO!!!!
すみません…だって大変ですもん。(主人は大変だろうな…って思うことも多々あります。)
女医との結婚に向いているのはこんな人
まとめると、女医さんと結婚に向いているのは…
経済的な安定を求める人
です。
もちろん、家庭もよく見てくれて、収入もよくて…という女医さんが一番よいです。でも、現実はなかなか難しいです。でも安心してください!!病院や環境があえば、世間一般的にいわれる離婚率が高い!!なんてことはないですからね。
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