共働き家庭での習い事！子供の習い事としてスポーツは不向き？多忙ワーママの心得と解決方法。

我が子は、３歳から習い事として水泳のみを続けていました。でも今は、子供１人に対して１つ習い事を増やしています。

長男（2025年2年生）…サッカー、水泳　

長女（2025年年中さん）‥ピアノ、水泳　

ピアノもサッカーも子供たち本人がやりたいというものを自分で選びました。今日は、ワーママと習い事の両立、しかも週３回もある習い事について書いていきたいと思います。長男は発達ゆっくりさんです。　言葉が遅すぎたため、２歳のときに発達検査を受け半年遅れ、学校の勉強にはついていけないことを覚悟してくださいと当時、発達の先生に言われてました。　

当時の記事はこちらになります。療育にも通いました。

そんな長男でしたが、現在は元気に小学校に通っています。そして、現在は習い事を増やす経緯になりました。女医で超多忙ですが、勉強も子供たちとの生活も諦めたくない！！！！そんなワーママだから書ける記事になっています。　

共働き家庭なのにスポーツ（サッカー）の習い事はどう？

結論からすると、おススメ…はします。ただし、めっちゃくちゃ大変です。習い事にもよりますが、我が家は週３回サッカーに通っています。子供のために大変だけど多少お金をかけても子供の習い事を応援するというのも悪くないと今では思っています。　最初に言っておきます。ワーママでお金をかけずに塾に通うというのは送迎が問題にならない塾ならOKですが、送迎が問題なる場合は難しいと思った方がよいです。　

そしてせっかくお金をかけるなら、子供がやりたい！というものをおススメするべきだと思うのです。なぜなら、今後の日本を生きていくために必要な力は【自分で目標をたててやり遂げる力】だと思うからです。こんな簡単に書きましたが、親には乗り越えなくてはいけない壁がいくつかあるのでそこも詳しく書いていきたいと思います。　

小学校生活が始まった

2024年の春に長男が小学校1年生になりました。新しい学校でたくさんの友達が出来た長男。そんなある日、一人のお友達から誘われたのです。「サッカー一緒にやらない？？」　

息子はサッカーをよくわかっておらず、「僕、やりたい！！」というのです。　

息子は成長がゆっくりさんで、１歳半でギリギリ歩き出したかなぐらいの成長ゆっくりさんです。その後の発達検査で、半年の成長の遅れありと診断されております。療育に行っていました。療育先からのアドバイスで水泳という習い事を選択しました、くわしくはこちらの記事にしています。

体の成長も超ゆっくりであったため、運動能力も半年遅れ…。保育園の男の子の中でぶっちぎりのビリの足の遅さ…。保育園の運動会のリレーでも当然ぶっちぎりのビリ…。

そんな長男にサッカー⁉　大丈夫か⁉いや、両親ともに医者なんだからそこは勉強したいって言ってよ…と心の中では絶叫したことを覚えています。後日お友達の通うサッカー教室の体験をしたところ、面白いから僕やりたい！となりとんとん拍子に入部が決まりました。　

親が乗り越えるべき習い事の壁その①

自分の子が責められているところに心が折れそうになる

そもそも習い事体験のたった１日でつまならない習い事のほうがレアで、大体短時間での体験は楽しいものなのです。…決まってしまったサッカー…。

しかし、ぶっちぎりビリの長男の足の遅さ。チームの足を引っ張るわ引っ張るわ…。普段仲がよくてもこういうチーム戦になると負けず嫌いスイッチが入る子もいて、【試合に負けたのはお前のせいだ！！！！】となることがあるのです。

これには母もみていて心が折れそうに。そのお友達のお母さんも特に止めることもなく見ている姿に腹が立つことも…いわゆるサッカーの試合は母親同士の我慢の戦いでもあったりするのです。

こういう時どうするのが正解なのでしょうか。お恥ずかしながら私はその場では何も言えないタイプです…。でも、あとから「あんな言われ方して悔しかったよね。お友達も絶対負けたくないっていう気持ちがあったからああいう言い方になったのかもしれないよね。」と長男を励まします。

そう親にはメンタルの強さも必要です。　

親が乗り越えるべき習い事の壁その②

習い事を途中でやめたい問題

サッカーはそう甘くなかったです。やはりもともと体の発達が遅い長男。なかなかボールに触れず、同じチームメイトからも責められる日々に嫌気がさしたようです。

そんなある日ついに来ました。

「サッカー辞めたい。」

まあそうでしょうね。あんな下手くそでは、辞めたくもなるでしょう。でも私は特別な事情があれば話は別ですがすぐに習い事を辞めさせるのは賛成しません。だって自分で頑張ると決めたことですからね。

「うん！辞めていいよ！でもさ、あと１点ゴール決めれたらすぱっとやめよう！！！」と提案しました。心の中ではもう少し続けて難しいならゴールしてもしなくても辞めてもよかったのですが…。

そして、まだ純粋な長男！サッカーを辞めるために１点のゴールのために自主練頑張りました( ´∀｀ )今までは自習練習なんてして来なかったのです‥（そりゃ活躍なんて出来ない。）

そしてそんなある日…その日が来たのです。

偶然入ってしまった１点…。（いや確実に偶然でしょ⁉という感じのゴールでした。）みんなすごい拍手で喜んでくれました。帰りに長男に「さあ、１点入ったことだし、コーチに辞めるって伝えるよ。」と提案したところ、長男「いや、僕辞めない。もっと練習してサッカー上手くなりたい！」と、これまた青春ドラマのワンシーンみたいなこと言うんです。

子ども自身で決めたことを辞めたいと言ってきたらどうするか…私の答えは「すぐには辞めさせない。」です。　

サッカー毎日練習コースへ

サッカーのやる気スイッチが入ってしまった長男。私が通っているサッカークラブは週に何回通っていても定額というサッカーコースで、好きなだけ通うことができます。（サッカーのコーチはどうやって生計を立てているのでしょうか(;・∀・)）でもでも、仕事でサッカーのレッスンの時間には間に合いません。というわけで、習い事への送迎も課金することでお願いできる民間の学童へシフトしました。（月々の会費はかなりお高め…）週3回はサッカーのレッスン。レッスンがない日でも仕事終わりに私か主人が公園に連れていき、自習練習というほぼサッカー漬けの毎日に…。水泳も変わらず続けています。　

自習練習は送迎は私か主人（仕事が早く終わった方）の役目です。上の子がサッカーの自習練習としている間、親は下の子と公園で遊ぶという日常に変わりました。

親が乗り越えるべき習い事の壁その③

乗り越えなくてはいけない壁はサッカーへの送迎です。大きな公園でないとサッカーはできません。ですのでここはお金のパワーを使いました。前述しました通り、送迎サービスのある学童にお願いしサッカーの送迎をお願いしました。今は学童も民間のものであればいろいろな学童があります。学童でなくても送迎サービスをシッターさんがやってくれたりと、便利な世の中です。でも毎日は送迎をお願いするのは料金的にも大変なことになってしまうので、できて週3日ほど。あとは主人か私か交代で公園へサッカーの自習練習につきあうことになりました。かなり大変です。でもよかったこともあります。主人とコミュニケーションが取れまくるのです！！！医者夫婦は多忙がゆえにすれ違いが深刻になる夫婦もあるのですが、我が家はわりとコミュニケーション取れている方だと思います。　

親が乗り越えるべき習い事の壁その④

スケジュール管理が鬼のように大変

サッカーをはじめてからというもの毎日超忙しいです。土日もサッカーの試合のため当たり前に潰れます。毎日なにもなくても公園で練習するので平日はだいたい帰宅が19時頃…サッカーを始める前はベッドにはいるのが21時頃であったのに対して、現在は21時半から遅いと22時になってしまうことも…。どうしても早く寝かせたいママさんは子供の習い事してのサッカーは不向きといえます。

習い事としてのサッカーはぶっちゃけどうなの？

サッカーを通して身に付いた力

さんざん壁を書いてきましたが、身に付いた力があります。まず1番は自分が何をすべきか明確にし目標をたて、それに向かって努力することです。最近の息子はサッカーの本を買ってきて色々と戦略を考えます。そしてノートにまとめるようになりました。（練習が終わってからコートの隅で書いています。）でもノートに書いたり勉強しても普通に失敗します。なんなら大概が失敗。大事なのはそこからどう次に活かすかを考えることです。失敗するのは悲しいし、悔しいですが、同時にそれが原動力にもなっているようです。失敗から学ぶサイクルを繰り替えすようになったことが一番の大きな成長です。

あれだけ成長ゆっくり長男が、サッカーノートを作り自分のよかったプレー悪かったプレーをまとめて努力している姿は親の私は涙うるるです。

足が速くなった！！！

これは最近の小学生は運動量が減っているということ、我が子は毎日走っていることに関連していると思います。ぶっちぎりのビリだった長男。現在は、５０ｍ走のタイムは日本の小学２年生の平均タイムより速くなっています。実際に運動会でしリレーましたが、男の子の中でも半分より上位でゴールします。（速くなったとはいえ、一位とかではなくてスミマセン。上には上がいます(‘Д’)）

勉強との両立はできるのか。

サッカーを続けると決めた時点からこれは勉強との両立がかなり大変だぞ…と薄々気が付いていました。そして、別記事にもしますが、勉強が両立できているのかの指標として選んだのが【全国小学生統一テスト】です。このテストは、全国の小学生が無料で受けられるテストで、半年に一度開催される大きな模試です。学校の学力だけでは解けないような問題も出るし、中学受験を考えている子は受ける子も多いと聞いたため、受けさせることにしました。

小学生模試は模試の記事を1つ書こうと思っています。　

ここでの結果が悪くなる一方であれば、習い事を考えなおす必要があると考えました。　今回2024年11月に受けた結果から2025年6月に受けた模試の結果は・・・・

１年生11月の結果が偏差値49にたいして、2年生6月は57.3。なんとか成績をあげることができました。週3日でサッカーのレッスンにプラスして自習練習を考えるとほぼ毎日サッカー漬け…毎日の帰宅が１９時を超えることも…勉強との両立は難しくはなりますが、限られた時間の中で勉強との両立は必ずしも不可能ではないと言えます。でも大変ですけどね(;・∀・)SNSでみているような偏差値７０とかでは全然なくてスミマセン。でも私は長男が頑張っている姿に毎日うるうるしているのです( ;∀;)

まとめ

ワーママにも関わらず子供の割と大変な子供の習い事を両立させることは可能！？

可能ではあります。でも、たかが送迎にも課金が必要。さらに、送迎サービスつきの学童を探すなど準備を。

子供の習い事としてサッカーはどうなの？

おススメはおススメですが、覚悟が必要です。サッカーはほとんどの場合土日に試合が組まれます。試合に出るということは、他の子とチームプレイをするわけです練習のための時間を取られます。スケジュール管理が大変です。時間が買っても欲しくなるほど宝物になります。夫婦もしくは周りの人間の助けが不可欠です。結果論ですが、我が家では夫婦の会話が増えました。

習い事と勉強の両立について　

本音を言ってしまうと、正直学習塾に通ってほしいと当初は思っていました。でも今は子供がやりたいと思えることをやらせることができて良かったと思います。勉強もうまくやれば、わりとハードな運動塾との両立も不可能ではありません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。