療育には行くべき?意味がある?ない?

女医
女医

こんにちは、ブログをみてくださりありがとうございます。

Instagramには知育系の投稿をよくしています。

でもブログには、知育系以外の成長記録だったり、Instagramでは投稿しきれないことも投稿しようと思っています。

私のInstagramのアカウントはこちら。

今日の記事はこんな人に向けてです。

✔療育にはいった方がよいのか迷っている

✔療育ではどんなことをするのか知りたい

✔療育に行くとどんなメリットがあるのか知りたい 

1歳半検診で積み木以外全滅 

我が家には2人の子供がいます。そのうちの長男(2024年、現在小学1年)が発達がかなり遅く、1歳半の発達検査では【1歳程度の知能と運動能力しかない】と言われました。

詳しくはこちらの記事で書いています。

療育行く?行かない?

一部の記事には、療育手帳がないと療育には行けないのような記事を見かけることがありますが、基本的には必要ありません。

医師が必要であるという診察結果を持っていけば療育を受けることができます。

1歳半で発達検査を受けた日に担当した小児科の先生からこのように言われました。 

小児科の先生
小児科の先生

まだ小さいし、なんとも言えないけど、希望があれば療育への推薦状も書けるよ。

療育に抵抗があるなら、2歳過ぎてからの再診察でもいい。

5年前の女医
5年前の女医

く…ください。療育でもなんでも通います。 それで少しでも伸びる可能性があるのであれば…

地域差があるのかもしれませんが、医師が療育の必要性を書けば、病名なしで私の地域は療育に通うことができました。

その時に診療計画書というものをもらいました。診断書とはまた別物です。 

「知的障害疑い」の記載がありました。これが私の地域では療育を受けることができる切符になります。

療育と仕事の両立をどうする?

無事に療育への切符を手に入れましたが、問題は、どうやって通うか!?です。

眼科は女医さんも多く子育てへの理解も得られやすい科ではあります。

私は大学病院の派遣医師となりますので、勤務先は総合病院ですが、所属先は大学病院(医局)です。基本的には大学病院は人手不足です。

そんな中、出産、育休で休んだのにも関わらず…また仕事を休む…

迷惑がかかるのではないか…

そんな世間の目が怖かったというのもあります。

私は外来の他にも手術していたので、手術も代わりの医師に頼んで子供の療育のために休まなくてはいけない…休んだら休んだで手術していない期間はブランクとなる…それはそれで困る…。

でもだからといって、子供に療育が必要な状態なのに、仕事をし続ける…これもまた違うし…とにかく葛藤でした。 

葛藤した結果、【わからないので大学の上級医の先生に相談する】ことにしました。 メールには正直に書きました。「仕事と療育のどちらを優先したらよいかわからない、仕事もできたら続けたい」と書き上司に送ったのです。

今思えばこれが正解でした。悩みを一人で抱えるべきではありません。 

上級医の先生からの返信が、「1日代わりの先生を大学から派遣しますので、その日を療育に充ててください。」とのことでした。1日だけでも代わりを出すのは人手不足の中かなり大変なことなのに、代わりを出してくれるということでした。

励ましの言葉がたくさん書かれていて、メールを読みながら大泣きした覚えがあります。

これだけ医局にはお世話になっているので、なかなか医局を辞めることはできません。

療育は基本的に月曜日から金曜日の毎日通うことを勧められます。

実際に療育先の担当者の方に会い、お仕事をしていることと、療育の併用を考えていることと、実際に息子の様子を見てもらい、相談した結果、週2回ぐらい通うこととなりました。

週1回は私が通い、もう1回は祖母、または主人が通うという形になりました。

これも今となっては正解で、困ったときの子育ては全員で共有するという姿勢ができました。

療育に行きながら、仕事も手術もすべて続けました。 

療育でやること 

1日の流れはこんな感じで、ほとんど【遊び】っぽい感じに見えることがほとんどです。しかし、こんな意味があるのです。手あそび歌はみんなで歌ったりするので集団行動が苦手な子のリハビリになります。

工作は、手先が敏感または鈍感などのお子さんの刺激に、絵本は人の話を聞く練習を兼ねているなど、とにかく一つ一つのことに意味があるのです。

療育は半日のお昼までで終わる子もいれば、夕方までいる子もいました。

私は週2回の半日療育にお世話になるという形で通うことにしました。なんとなく療育に行くのは男の子が多いのかなと勝手に思っていましたが、男の子、女の子半々ぐらいでした。 

様々お子さんがいて切りかえが上手くできない子、言葉が出ない子、着席できない子など、一人として同じ子はいませんでした。診断名もついている子も中にはいましたが、ついていない子がほとんどでした。小さいうちは何らかの診断名をつけるのは難しいのだと思います。

実際に療育に行くと遊んでるだけのイメージがありますが、そんなことありません!! 

療育にはいった方がよい納得の理由

療育にいくと、先ほどのスケジュールの他に個別での対応してくれる時間があります。(地域差があると思います。)

まるでレッスンを受けるように、作業療法士、言語療法士、理学療法の方々がいて、個人の発達

具合をみながらそれぞれのアドバイスをもらうことができます。

その時間が大変有意義なのです。

言語療法の先生に言われた通りに子供に接したところ、言葉は爆発的に伸び、3歳の再診時には発達指数は月齢以上と結果が出ましたし、作業療法、理学療法の先生の指導のもと子供と接したところ、こちらも月齢以上と出ました。そこで療育は不要と判断され、療育生活が終了となりました。(約1年ほど通ったことになります。)

どんなアドバイスをもらいどんな風に接したかはまた別記事にしようと思っています。(最近忙しく、なかなか更新できない毎日ではありますが…)

療育に行ってよかった

今回のまとめにもなるのですが、療育には行ってよかったと思っています。

療育と聞くとためらう気持ちが出てくるのも確かです。私もそうでした。 診断名をもらわないといけないのかなど色々と考えてしまうのですが、必ずしもそうではありません。

言語療法士さんや作業療法士さん、理学療法士さんのいわゆるビッグ3に囲まれ適切なアドバイスのもと子供と向き合ってこれたのは本当に幸運であったと今では思います。

私が子供の唯一の習い事として、水泳を選択していることや、未就学児の通信教育としてこどもチャレンジを選択したことは、なんとなく子供に良さそう~とか口コミをみて・・とかではなく、このビッグ3のアドバイスに影響されています。この選択がよかったと思っています。 

もし療育なんて‥と迷っている方がいたら見学だけでも行くのもありだと思います。

療育という、きっかけがあったおかげで、もこもこゼミや、進研ゼミの思考力特化コースもチャレンジすることができるようになったといっても過言ではありません。

通信教育の詳しい記事はこちら 

また今後、言葉が遅い我が子にしたことやそれぞれの心理士さんのお話をもとに実際やった子育てについても記事にしていきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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