今日もブログを見てくださりありがとうございます。
私は眼科専門医として10年間総合病院に務めています。
眼科といえど、手術もあり、朝は7時40分に家を出て、夕方は18時に帰宅するため、
自分でいうのもあれですが、割と多忙です。夫も外科医で同じく多忙です。
そんな多忙な女医の子供たちは、2人います。2024年4月で小学生1年生になる男の子と、年少になる女の子の二人です。
Instagramでは主に知育系の投稿をすることが多いです。
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今日は、我が子が読書が好きなった過程についてご紹介したいと思います。
先に言っておきます。
もともと本が好きでない子を本好きにするのは大変です!!!
今日の記事は、
✔ もともと読書が好きでなかった子が本を好きになる方法が知りたい
です。
我が家の子供たちは読書が大好き
子供たちは読書が大好きです。成長が遅かった上の子も今では厚めの本を家での帰宅が18時になるにはかかわらず、1日2冊は読んでいます。
でも最初からこうではありませんでした。特に上の子は成長がゆっくりで言葉も大変遅かったため療育にも行っています。 詳しくはこちらの記事にしています。
でも最初から、本が好きではありません。むしろ本を読むぐらいであったら、
テレビを見てた方が好き!という子たちでした。
何をしても読書をしない子の原因はコレ
それは活字を読むということが面倒くさく疲れる行為であり、本を読んでも意外性がなくつまらないから です。
それに対してテレビは、視覚から情報が次々に入ってきて、いちいち脳内で考える必要がないため、圧倒的に「楽」だからです。 テレビに意外性がたとえなくてもぼーっとしていれば、勝手に時間が過ぎていきます。
人間は楽をする生き物ですからね(;’∀’)
つまりこの問題を解決するには
読書は意外と楽しい
を実現するしかありません。そうでもしなければ、テレビにかないません。
あとはテレビをいかに生活のわき役にするかが、ポイントになってきます。我が家のテレビは、超わき役です。その記事を下にまとめています。
“意外”と❛楽しい❜を実現するには
何度も言いますが、もともと文字を読むことが好きでなかった子を好きにさせるのは結構大変です。
本を好きにするために目標にするのは
意外と楽しいと思える、いわゆる【子供にささる本を探す】ことです。
数当たるしかありません。でも闇雲に数当たっても失敗します。そのためにはまず、
✔好きなテレビが番組から、活字化をしていきます。
わが子は小さい頃はアンパンマン、パウパトロールが好きでしたので、それらの本は、書店や図書館でたくさん購入したり買ったりしました。 いわゆる見せるテレビ番組は基本的に全部活字化すること!を目標にしています。
そして…ここでも親には仕事があります。
✔テレビ番組を活字化した中でも最後まで読み切れるのはどのジャンルか
✔最後まで読み切れる本の活字の大きさはどのぐらいか
この2点を見極める必要があります。テレビシリーズであればどんなジャンルの本でも読み切れるわけではありません。
さらに子供の本にはジャンルがあり、その中で、自分の子供はどのジャンルの本が読みやすくハマりやすいのかを見極めます。
いろんなジャンルを読んでほしいけど、まずは読書を好きなることがまず優先。
我が子は、探偵もの、趣味であれば読み切れることがわかったよ。
グラフにすると、こんな感じで偏っています(;’∀’)
好きな本のジャンルがわかったら…
ひたすらリサーチします!!!!
私のリサーチの仕方はネットや、新聞で読んだりしてます。朝日小学生新聞にはおすすめの本を紹介してくれるコーナーがあって、そこからも情報を得ています。
大切なのは同じジャンルの中でも、文字数が多すぎない本を選ぶこと!!です。
我が子の場合は図書館にも種類の多い探偵(推理もの)が好きなので、その分野の本をリサーチ!実際に読み切れるか、本を手にとり、確認します。 これぐらいなら読めるかなという本のめぼしがついたら、
1:図書館に子供もつれていく(親だけでなく、子も一緒に連れていきます。)
2:たくさんの本を借りる
この2点に注意しながら意識して向かいます。 いくらリサーチしても外すこともあるので、たくさん借りておくことがポイントです。
我が子もハマることもあれば、ハマらないことも多々あり。たくさん借りたにも関わらず最初の方しか読めない本があっても気にしません。
むしろ、こういう話の展開やキャラクターは我が子には合わないんだなとリサーチする材料にします。
子どもの「意外と楽しい」を実現するためにすべきこと
1冊読み切れるような本にであったら…
まだ終わりではありません。ここからさらに読書好きになってもらうために
もうひと頑張りします。
それは、子供が読み切った本を、ママ(もしくはパパ)が子供が寝た後などに、同じ本を読んでおくのです。
そして子供との会話で、こう切り出します。
こんな方法が有効なのかと思われそうですが、子供は自分が言った作品がおもしろいと思ってもらえるのはすっごくうれしいんです。
読書のレベルを上げていくには
理想の読書は、どのジャンルも偏りがなく読んでいくことです。
なんでも、全ジャンルを読んでくれれば親としても苦労はないですが、実際はそううまくはいきません。
その場合は次にあげる鉄則を頭にいれて本選びを続けます。
✔ 読み慣れている分野に関しては、だんだん文字を小さくしていく
✔読み慣れていない分野はどんどん文字を大きくしていく
我が子の場合は探偵とか推理ものが好きということがわかったので、同じ推理ものでも、少しづつ文字数を増やしていくように意識していきます。
我が子の場合は、昔話系が苦手です…。あまり好きでないというか、わざわざ本で読みたくないみたい。なので、昔話は10分で読める文字数が超少なめの本を選択しています。
この方法で苦手分野もすこしづつ改善してきています。
全部読めなくてOK
ここでよくありがちなのが、せっかくリサーチした本を子供が全部読まないというハプニングです。それはもう、あらたなリサーチの課題ができたとおもって全く気にしないようにしています。
時には10冊リサーチして、子供にささったのは1冊…みたいなことも。せっかく時間をかけてリサーチしたのに・・と思うけど、新たに課題ができたと思って、気にしなくてOKです。
本は大人買いする
図書館で気に入った本は、続きが気になったりします。でも図書館では他の方も借りたいので貸し出し中のこともしばしば…。そんな時はもう購入してしまいます。ここでの子供の本を読みたいという気持ちはすごく大切にしたいので、1回の本の会計が1万円を超えることも(;’∀’)
でも塾も行っていないので、塾代が本代になったと思って、躊躇せず買っています。
読書が好き!本が好きになってもらうためには
この経験をいかにたくさんさせてあげるかにかかっていると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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