こんにちは。私は普段、Instagramには知育系のイラストを投稿しています。
このブログには成長記録などInstagram以外のことも投稿していきたいと思います。
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今日の記事はこんな人に向けてです。
✔1歳半検診で成長が遅かった子はずっと遅いままなの?
✔1歳半検診で引っかかった子の現在を知りたい。
女医家の子供たち
我が家には主人(外科医 総合病院勤務 約10年目)と私(眼科医 総合病院勤務 約10年目)
と2人の子供たちの家族構成です。
2024年の現在
長男 6歳 2024年4月より 小学校1年
長女 3歳 2024年4月より 年少
今日はその中でも成長がゆっくりなマイペースBOYの長男が1歳半検診を受けた時の記録を書きたいと思います。
1歳半検診の内容
ネットで調べたりするお母さんもいると思いますが、1歳半検診の項目は国で決められているので、地域によって大きな差はないものと思います。
だいたいの項目はこちら。
歯科検診での様子は特に先生を怖がることもなく、おりこうさんに口を開けていて問題なくクリアーしました。他の子は結構泣いている子もいるので、ここで泣いてしまって口の中を見せてくれなくてもあまり大きな問題にはなっていなそうでした。(泣いている子に対して「また慣れたら見せてね~」で終わってました(;’∀’))
身体検査も問題なく終了。もともと体が大きめで今でも高身長な長男でしたが、偏食もなかったのでその辺は問題なくクリアー。夜もよく寝てくれたので、生活習慣も問題ありませんでした。
さてその後は問診という名の終わりの始まり…いや…母親への拷問時間・・・・テストといえばいいのか・・・・
身体測定とかは流れ作業ですよね。問題は…よく言われるテストみたいな
問診…ですよね?
1歳半検診の問診内容とは?
こんな感じで保健師さんによってチェックされます。
当時長男ができる項目とは…
1歳半にして意味のある言葉はゼロ、指先が不器用だったので指差しというか、手をつかってコミュニケーションをとろうとしていました。
私の地域では1歳半検診といいつつ、実際に検診を受けるのは1歳7か月ぐらいのときに受診を知らせる紙が区役所から送られてきます。なので1歳7か月の時点でこんな感じで本当に成長はゆっくりでした。
母子手帳に、記載の「いいえ」欄は今でもトラウマです。
1歳半検診のつみき
公文の積み木よりも少し小さめな積み木があり、子供が絵のように積み上げます。その指示までちゃんと聞いているかどうか、保健師さんは見ているようでした。そしてその積み木を5個つめたら、合格でした。
不器用なのでかなり心配していましたが、何とかクリアーしました!!
1歳半検診のイラストの指差し
1歳半検診ではこんなイラストを用意されます。
そして保健師さんからこんな感じのことを質問されます。
ぶどうはどれ?
答えられません。というか、保健師さんの顔をみつめて固まっている息子・・・・。さらに保健師さんはたたみかけます…。
じゃ、食べられるものど~れだ?
全然答えられません…。そもそも1歳半検診のときは指さしなんてまだできていなくて、不器用に手をつかって指さしのようなことをしていたので、出来るわけありません。
それを正直に保健師さんにお伝えしました。
多分こんな顔して伝えていたと思います。
ぅ~ん、医師の診察を受けましょう。
明らかに顔がくもる保健師さん、何やら変な紙にメモ書きをしてそれを母子手帳に挟んでいました。
1歳半検診後・・発達検査を受けることに
発達検査は受けたいといって全員が受けれるものではありません。1歳半検診のときに在籍するドクターのGOサインが必要なのです!今、発達について悩んでいる親が増えているにも関わらず小児科(小児科のなかでも発達をみれる小児科はさらに少ない)は減っているため、受診するのは難しい地域もあるようです。
1歳半検診で引っかかっても2歳まで様子を見ましょうといわれる自治体も多いようです。
でも当時の息子には出来ないことも多くむしろ、発達検査は受けたかったので、その時の医師にはっきり言いました。
あ…あの・・・・発達がかなり遅いと感じています。言葉もわかっているのか分かっていないのか…不器用ですし、指さしもまだ出来ません。
発達検査が必要かなと思っております。
…いいですよ。紹介状、書きますね。
え・・・・いいの?逆にそんなにやばいってこと? 様子を見ましょうみたいなお決まりのことが返ってくるかなと思いきや、保健師さんのメモに何か書いてあったのか不明ですが、とんとん拍子に発達検査は決まりました。
発達検査で言われた医師からの衝撃的な言葉
発達検査は後日にこんな感じで行われました。後ろで心理士さんと息子が何やら検査を受けています。その間に母親は専門の医師から問診を受けました。イラストで描くとこんな感じです。
内容は想定内のことしか聞かれませんでした。
「癇癪はありますか」「こだわりがありますか」
「何か1つに過度に集中してしまうことはありますか」
「偏食はありますか」「目が合いにくいことはありますか」
「母親とのコミュニケーションで困ることはありますか」
「文字を読むとか計算ができるとか何か突出したことはありませんか」
こんなことを聞かれたような気がします。
臨床心理士さんが検査した結果と問診状況から医師からつげられた言葉は…
言葉も運動も遅れていて、まだ1歳程度の成長しかしていない。
知的に問題がある可能性がある。
勉強などはついていけないことも想定しておいてください。
・・・・・
このあとは記憶にありません。どうやって家に帰ったんだろ。
仕事を辞めて子育てに集中する?
正直言うとこの時が一番仕事を辞めたかったです。仕事をやめて療育に専念したほうがいいかなとも考えました。
でも、周りの小児科のお友達にプライベートで相談したり家族みんなに相談して、子供の言葉や運動の発達を促しながら、仕事と子育て両立しよう!!!となりました。(どこかで記事にできたらいいうのですが、療育も1年間通いました) 周りのサポートのおかげであったと今でも思います。
子育ては絶対一人で抱えないことです。
ここから2歳から3歳にかけて1年間まわりのサポートも受けながら言葉も増やすように、運動もできることを小児科医の友達や論文なんかも読みながら家族と相談し、子どもと成長していきました。
どのようなことをしたのかこれは別記事にします。長くなってきたので…
3歳児の発達検査で言われた衝撃的な一言
発達検査は一度するとしばらく受けられません。また予習なども一切する必要もありません。正確な結果が出なくなるためです。なので我が子も2回目の発達検査は3歳過ぎでからになりました。
1歳半検診のときと同じスタイルでした。
その時に結果として言われたことが
成長が見られます。言語も、運動能力も問題なくなっています。
集団行動もできているので、一度終わりにしましょう。
これにて、発達検査のfollowは終了しました。
3歳になるともう少し詳しく検査ができるようになるので、言語発達、認知能力、運動能力と分けてみてくれるようになります。難易度も1歳半のときとは比べ物にならないぐらい上がっていました。
仕事と子育ての両立は正直しんどかったです。でも息子が頑張ってくれたことは間違いないです。私も息子とともに成長することができました。
1歳半検診でひかかった子が6歳になりました
今では頑張り屋さんの息子に育っていると思います。
モコモコゼミのおかげでちょっと考えただけでは解けない問題も挑戦するようになりました。
モコモコゼミのことも記事にしています。
今のところ知的な遅れや運動能力の遅れは感じていないですし、保育園からも集団生活で癇癪など困ることもなくお友達とも良好な関係を築けているので問題なしと言われています。
本も大好きです。今ではわりと分厚い本も抵抗なく読んでいます。
勉強も好きか聞いてみたら、「好き!」と言っていました…まあでも外遊びとかサッカーの方が好きだと思いますが…。今のところ家庭学習も無理なく進めています。
1歳半から2歳のときに言葉を増やすためにやることや絵本の記事はこちらにまとめました。
まとめ
今回の記事はあくまで女医家の場合であることを注意書きさせてください。今はネット社会なので、いろいろな情報があふれています。ですが、私のおすすめとしてはやはり専門の機関に頼ることだと思います。
ただ、1歳半検診で引っかかって色々と言われたことは当時はショックでしたが、結果としては良かったと思っています。
育児の悩みを一人で抱えないで、周りに相談するという基本姿勢がそこで出来上がったからです。
家族、小児科の友達、ママ友、医局の先生方、息子の発達を診察してくれた医療スタッフの方々すべてに今は感謝しています。
今回は1歳半検診で引っかかり、その後仕事と両立しながら、療育も通いました。療育は抵抗がある方いるかもしれませんが、私は通えてよかったです。たくさんの出会いもありましたし、何より子供の接し方とか成長を一緒に見ることができました。
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