この記事をおススメする人
✓読書量と国語の成績は関係があるのか
✓読書しているのに成績が上がらないのはなぜ?
読書と、国語の偏差値の相関
読書が好きだと、国語の偏差値はあがりそうな気がしますよね。
でも読書すればするほど偏差値が上がるなんで、国語の世界は甘いものではないようです。
「読書」と「国語」の関係
「うちの子、全然本を読まなくて…」と悩まれる保護者の方は多いようです。ただ、それが直接、国語の力が弱いことにつながっているかというと、必ずしもそうとは限りません。実際に多くの生徒を見ていると、「国語のテストで得点する」という目的においては、読書量の「多い」「少ない」はそれほど影響していないことがわかります。
佐鳴公式HPより引用
国語が得意すぎる主人
私も主人も国語は得意だったのですが、主人の得意のレベルは私は足元にも及びません。
主人は小学校4年生で、中学受験のための塾に入りました。塾の入塾テストでずば抜けて国語一位。何も対策していないのに。
話を聞いていると【読書量】は私とほとんど変わりません。
でも、私は小学校4年生の時点で主人と国語対決していたら、ぼろ負けだったと思います。
主人の紹介
ここでは超簡単に。
・中学受験経験者
・成績は全国模試
〇位とかもあったらしい…。
・外科医
子どもたちの将来のこともあり、身バレは考えてなくて、あまり詳しくは書きませんが、ざっくりこんな感じです。
読書量は同じなのに、なぜ差がつくのか。
私の読書量と主人の読書量は正直変わらないと思います。(2人とも読書は好き)
でもなんで読書量は同じなので差はついてしまうのか…それは主人の本棚と私の本棚に答えがありました。
私は職場の休み時間に本を読むことも多いので今回は職場のディスクの一部を撮影。整理されていないです…すみません。
2人の本棚の明確な違いがあります。
同じ読書でも違うこと
答え:論理的な本を読んでいるかです。
論理的な本とは嚙み砕いて説明すると「物事を説明する本」です。
主人は「心理学の本」「ニュートン」「日経サイエンス」が大好きです。それと比較すると私の本棚は物語が中心です。
ほとんどの子供は簡単な文章、いわゆる、【物語】スタートしますが、国語力がある程度の偏差値で止まってしまうのはこの物語で読書をストップさせてしまうから…です。
中学生以降で私は国語は伸び悩みました。つまづく単元は「論理的な問題」でした。
出口式で国語の偏差値が伸びるわけ
出口式という参考書ご存じですか。
結構有名なんですが、この参考書をやると偏差値が伸びると言われています。なぜ伸びるのか。
「説明文の論理的構造を噛み砕いて解説してくれるから」です。
特にセンター試験とかのレベルであれば、ある程度のテクニックも大事になってきます。
でもこの参考書やればみんな偏差値が伸びるわけではないです。最低限の国語力(少なくとも物語はスッと頭に入ってくるレベル)がついていないとやはり偏差値アップはしないと思います。
「国語の偏差値」を伸ばすためには…
国語の偏差値としての実力を上げるには、やはり読書はしておいた方がいいと思います。そこは大前提として、偏差値をあげることを意識するには「読書の切り替えが必要」です。もっと詳しく言うと、【物語から論理的な本に切り替える】ことです。
学童期~小学生までに最適な論理的な絵本
図書館で探してみました。読み聞かせからもいける本は…ずばり「かがくのとも」シリーズです。
最終的に目指す偏差値のための読書
かがくのともはまだまだ論理的な文章では未熟です。(と言いつつ、小学生でも理解できたら十分国語力つくと思いますが・・・・)
もし、偏差値をあげるための読書を!!!ということであれば以下の基準で本を選びましょう。
【つまり】【たとえば】
が頻発する本です。これは論理的な文章を書く側が、どうしても伝えたいことを書くのに使わなくてはいけない言葉だからです。主人の大好きなニュートン、日経サイエンスはもう「つまり」「たとえば」が頻発しています。
まとめ
✓読書は楽しむのは成長にとてもよいですが、国語の偏差値という意味では、少し足りません。
なので、
読書だけではダメ、段階に応じて論理的な文章のある本に切り替える!
です。私も最近は論理的な文章にチャレンジしています。ここで、スタンリー・ボールドウィン(イギリスの元首相)のありがたいお言葉
【志を立てるのに遅すぎるということはなし。】です。本当にその通り。今からでも十分、親である私も国語力をつけられます。
コメント